2016年12月24日土曜日

クリスマスそして年末



12月に入ったと思っていたら、
もうあっという間に月の後半になりました。

今年もたくさんの方との出会いがありました。
この絆は私にとって宝物です。

一緒に妊娠を喜び、出産に向けて心と身体の準備を整えていく
陣痛で苦しむそばに寄り添い、赤ちゃんの誕生を共に喜び合う
スムーズな育児がスタートできるための支援、
そして赤ちゃんと向き合い自信をもって育児していけるような退院後のフォロー

皆さんとの関わりを重ねる度、お互いに心を開き信頼関係を深めていきました。

新しい年もまたたくさんの方との出会いを楽しみにしております。

今年一年ありがとうございました。
どうかよい年をお迎えください。


2016年12月8日木曜日

案ずるより産むが易し


昔の人はいいことを言いましたね。

これだけハイテクになった時代でも、陣痛は痛くて辛いですし
不安や心配は尽きないと思います。

果たして自分は陣痛の痛みに耐えられるのだろうか?
出産を経験した人からいろんな経験談を耳にすると
ますます不安になることもありすよね。


先日お産された人でこんなことがありました。

とにかく陣痛が怖くて怖くて不安いっぱいで出産の時期を迎えていました。
顔は緊張感でいっぱい。
笑顔もなく健診に来るたび表情がこわばっていました。

陣痛の痛み → 怖い → 嫌だ → 不安 → より一層痛みを強く感じる → お産が長引く → 不安。。。
という悪循環に陥っていたのですね。

予定日をすぎていよいよ前駆陣痛がきて、何度か電話があり入院。
気持ちは悪循環のままでしたので、
前駆陣痛でさえ、かなりの痛みに感じていて取り乱していました。
この先、出産まで乗り切れるか本人だけでなく周りも心配していました。

『ここまできたらもう後戻りできない、どうにかこの痛みを乗り切って早く赤ちゃんに会いたい』
という切り替えのスイッチ

これがいいタイミングで入った途端、別人に変わりました。
今までマイナスなイメージを持っていたお産を
自分の中で前を向いて頑張るぞ!
という姿勢に切り替えられたのですね。

それから先は、最後の最後まで弱音も吐かず
元気な赤ちゃんを生むことができました。


出産を終えてお話を伺ったところ、
先生や助産師の関わりの中であるところから切り替えられた、
それまでの痛みは辛くて辛くて仕方なかったけれど
気持ちを切り替えてからの陣痛は今思えばさほどではなかった・・・とのことでした。

実際、陣痛は時間の経過とともに痛みが強くなっていくものですが
この人は前駆陣痛の時、つまり不安で仕方なかった時の方が
より痛かったと言ってらっしゃいました。

無事に出産して翌日部屋を訪れた時、
あまりに表情が明るく笑顔になっていて
思わず「いいお顔になりましたね」とつい本音をお伝えした次第です。
赤ちゃんのお世話を始めてからも日に日にお母さんの顔になり、
優しい声かけや関わりを垣間見るたびに
スタッフみんなが心から喜び、素敵な笑顔に癒されました。






2016年11月25日金曜日

11月に雪とは・・・


なんと11月の初雪は54年ぶりとのこと!
まだ私が生まれる前の話です。

そして、11月の積雪は観測史上初!

となるとすごい記録ですね。


びっくりした話の繋がりで・・・

昨年11月11日の1時11分にお産があったと記事に載せましたが、
今年はなんと11月22日に3344gの赤ちゃんが誕生しました。
まるまると太ったとても可愛らしい赤ちゃんでした♪

神様もたまに数字で遊ぶのでしょうか?


2016年11月15日火曜日

子供の成長と衣替え


予防接種に来られた三ヶ月の赤ちゃん♡
すごい勢いで体重が増えて、
まるまる、ムチムチ、お餅のような、なんと表現したらいいのか・・・
とにかく太ももは触らずにはいられない大きさでした。
オムツもあっという間に
新生児用→Sサイズ→今はMサイズにまでになったと聞きびっくりしました。

中学生の男の子を持つママから、
「息子の身長が自分と同じくらいになった・・・」とか
「靴のサイズがご主人を越えた」など
そんな話を聞くと子供の成長は本当に微笑ましいです。

かつて私が子供の頃、
1年ぶりに袖を通した洋服がなんだかきついなーという時に
母によくいわれたのもです。
「あら、この服、小さくなったわね」と・・・
子供心に「洋服ってタンスの中で小さくなるんだ」と思っていました。

さて、先日長袖に衣替えをした主人が何気なくひとこと
「このワイシャツ小さくなったね・・・」と

子供の成長は微笑ましいですが
メタボは困ります・・(;^_^A


2016年10月28日金曜日

何か続けていることはありますか?

先日何気なくラジオから流れてきたお話。
「皆さんは何か、ずっと続けていることはありますか?」というテーマでした。

読まれたハガキの内容は
『19年間も「娘日記」をつけています』
というお母さんからでした。

興味深く聞いているとこんな内容でした。

娘がまだお腹にいる時に「妊婦日記」みたいな感じで気軽につけ始めたという日記。
つわりのこと、初めての胎動を感じた時の喜び、
出産に向けての様々な思いが綴られていったそうです。

そのままの流れで「育児日記」になり
寝返りが出来た・・・歯が生え始めた・・・歩きはじめた・・・と
日々の成長が記録されていったそうです。

幼稚園に入って自分の手から離れていく娘に
半分安堵の気持ち、そして半分不安と複雑な想い・・

そして娘さんも小学生となり
テストで満点取れた・・・先生に褒められた・・・
運動会で一等になれた・・・など様々な行事のことなど。

多感な反抗期の中学生時代は
受験の事やら部活のことやら・・

やがて高校生になり
アルバイトを始めた・・・彼氏ができた・・・
とお年頃の悩みも増えてきて・・・

さすがに高校を卒業したのでそろそろ日記をやめようかと思っていたところ
娘さんに「お母さん、まだ続けてよ」と言われたとのこと。

そんな内容でした。

お嫁に行くときにその日記はそっと手渡されるのでしょうか?
こんなに長年にわたって何かを続けられるってすごいなぁ~と思いました。

皆さんは何か続けていることはありますか?





2016年10月14日金曜日

忘れられない味 ~チョコレートに込められた想い~


先日1カ月健診に来られた方から、
綺麗に包装されたチョコレートを手渡されました。

「このチョコレートを私のお産を担当していただいた
当直の助産師さんに渡していただけますか?」とお手紙と共に手渡されました。

お話を伺うと

・・・実は私がお産した夜、長くて辛い陣痛に精魂疲れ果てていました。
心が折れそうになっていた時、助産師さんに何度も何度も励まされ
ようやく赤ちゃんを産むことができました。
その喜びも束の間、ものすごく強い空腹に襲われてしまって・・・
どうにも寝付くことができませんでした。
産後の様子を見にきて下さった担当の助産師さんにそれを伝えました。
しばらくして部屋に来られそっと何かを手渡されました。
それが暗くて初めはよく見えませんでした。
「私の夜食のチョコレートよ、少しだけど召し上がって。でもこれは二人の内緒よ!」と
くすっと笑いながら帰られました。
その時の温かい心遣いがとても心に染みました。
あの味は決して忘れることはないです。

と深々と頭を下げられて、可愛い赤ちゃんと共に病院を後にされて行きました。

実はこのブログは今から1年半前に書いてそのままになっていたものです。
本日その方が第二子をご出産されました。
記事をアップしそびれてそのままになっていたのですが、
ご本人からご了承いただけたのでアップさせていただきました。




2016年9月30日金曜日

繋がり ~親になって親を想う~


お産を終えたばかりの分娩台でよく耳にする言葉です。

母は自分をこうやって生んでくれたんですね。
母親は偉大です。
感謝です。
尊敬します。


そして一ヶ月健診での声~

夜中、何度も起きて授乳にオムツ替え、
なかなか寝なくてずっと抱っこ、
こうやって育ててくれたんですよね。
感謝しかないです。
今まで親に生意気な口を利いてきて恥ずかしいです。


率直な心の声を耳にすると
こうやって親と子はさらに固い絆で結ばれていくのだと・・・
「繋がり」を感じます。

出産を経験して初めて思う新たな親への感謝の気持ち、
20年後、30年後?
今度はあなたがこのお子さんに感謝される番ですね。

金木犀の香りが漂ってきました

2016年9月15日木曜日

ベビーマッサージ教室


みなさんこんにちは。
先月のベビーマッサージ教室の様子です。

我が子を幸せそうにマッサージしているママの姿を見ると、
私まで幸せな気持ちになります。

お洗濯していても、
散歩してる時も、
何をしていても幸せっていうのが、
よーく伝わってきました。

時には子供を預けて美容室や買い物へ出かけたり、
海でプカプカ浮いてみたり・・・(三浦ならでは)
気分転換しながら、上手に子育てされてるのも印象的でした。

ママになって生活が180度変化しましたが、
知らない人から声をかけられたり、人の優しさに気づいたり、
親のありがたみが分かったり、と良いことも沢山あるようです。

人と人との心までを繋げる力を持っている子供って、すごいですよね!

そんな未来ある子供たちにエールを!!
そして、毎日頑張ってるママたちに拍手を送ります!!



2016年9月5日月曜日

夏の残像

早いものでもう9月ですね。

健診に来られたママについて来た
真っ黒に日焼けした3歳くらいの男の子に
「夏はたくさんプールに行ったのかな?」と聞いたところ
ママからこんな返事が返ってきました。
「自宅の真ん前が海なので毎日のように海で遊ばせていました」




つい先日聞いたお子さんは
畑が遊び場で、いつもおじいちゃんおばあちゃんのお手伝いと称して
スイカ畑で泥んこで遊んでいます、とのことでした。

「うちの子はどんなかっこいいブランドのお洋服より
Tシャツに短パン、ビーサンや長靴がよく似合うんですよ」とのことでした。



さすが、三浦のお子さんですね。
太陽の光をたくさん浴びて自然の中で元気いっぱい遊んで大きくなってくださいね。


2016年8月25日木曜日

昔懐かしい柄



麻の葉の模様は、古く平安の時代からあったようです。
当時制作された仏像の装飾に麻の葉の模様が使われていたようです。

驚くことに麻の成長は4ヶ月で4メートルにもなるほど早いそうで、
手間をかけずに大きく育つことや、
麻の葉模様そのものが魔除けの意味を持つということから
赤ちゃんの着物によく使われていたそうです。

今は可愛いキャラクター柄などが多い中で
こういうレトロな柄を見ると
なんだかほっと心が温まるのは歳のせいでしょうか・・・


2016年8月22日月曜日

退院のお洋服


退院の時に赤ちゃんが着て帰る初めてのお洋服。
偶然、可愛いマリーンルックが重なったので
思わず写真撮らせてもらいました。



こちらのお洋服は
ご自分が赤ちゃんの時に着たという手作りのお洋服でした。
二代に渡って着られるなんて素敵ですね。
真っ白なフリルが印象的で写真を撮らせてもらいました。



退院の時はまだまだお洋服の方が大きいのですが、
あっという間に馴染んでぴったりになるのですよね。




2016年8月2日火曜日

ある日の外来日誌

今回、二人目のお子さんを妊娠して来院した妊娠初期のママのお話です。

一人目のお子さんはまだ1歳半。
今回、妊娠検査薬を試してみようと思ったのは
その1歳半のお子さんの様子がいつもと違うことがきっかけだったそうです。

まだ片言しか喋ることのできないお子さん。

思えば、ある時から急にベタベタしたり、おっぱいを異常に触るなど
甘えが強くなって様子がいつもとは違ってきたそうです。
そのころから、ママの生理が遅れ、体調不良が出てきたそうです。

まだ言葉も理解できるかできないかくらいの幼い子供でも
ママのちょっとした違いを本能で感知していたのですね。
すごいチカラです。

母と子の絆の強さを感じた一場面でした。


2016年7月15日金曜日

原千晶さんの講演 ~検診の大切さを知る~今、私が思うこと を聞いて



女性のみなさんにとって婦人科の敷居の高さは今も昔も変わらないですよね。

今日は講演を聞いて、もっと気軽に
「自分の健康維持管理のために婦人科を受診していただきたい」と痛感しました。


原さんは30歳で子宮頸ガンを患い、円錐切除術をされました。

病理検査の結果、悪性のためさらに子宮を全部摘出することを勧められ、
手術の予約までしたのにも関わらず「子供が欲しい 」という強い気持ちから
手術の予約を急遽キャンセルしたそうです。

手術をしない代わりに
「月1回のガン検診のフォローを約束」 したのですが
自己判断で途中で検診にいくのをやめてしまったそうです。
その心の隙間にいつしか子宮内膜のがん・・・子宮体がんまでをも患うことになります。

その闘病の様子、ご自身のガンに立ち向かう姿勢や考え方の変化、それを支えるご両親、
そしてなによりも ご主人と、ご主人のご両親との関わり・・・涙の講演でした。

女性にとって子供を生むための臓器、子宮を全部摘出しなくてはならない現実に
差し迫られた原さんはどんな気持ちだったのでしょうか・・・

しかしここまでくるまでには、自分がとってきたガンへの考え方の甘さが
原因の一端でもあったため何も抵抗できず摘出を余儀なくされ、
辛さや切なさやるせなさをひしひしと感じていたに違いありません。

そんな中で女性として「もう自分は子供を持てないんだ」という絶望感から
彼(のちのご主人)に別れを告げたのですが、彼からの言葉に救われる原さん。

「子供は確かに可愛いし欲しいけれどそのためには
あなたが健康でなければ生めないし育てられない。
まずは君が元気になろうよ。一緒に治そうよ。
僕が君を好きになったのは子供を持てないという運命の君をも含めて
好きになったのだから心配しなくていい。」

そんな彼と彼のご両親の温かい言葉に救われて原さんは克服してこられたのです。

ガンの闘病で、苦しいのは決して自分だけではない。
同じくらい家族や周りの人をも巻き込んでしまうのだと痛感したという言葉も印象的でした。

今、こうして元気に講演され
そしてたくさんの人たちにガン検診の大切さを啓蒙されていらっしゃいます。


今日訪れた会場の誰しもが健康のありがたさを身に染み
そして検診の大切さを痛感したのではないでしょうか。

若い世代にも押し寄せている女性特有の子宮がん・・・
ガン検診とは、症状が起こってからいくものではありませんし、怖いものではありません。
早期に見つかれば治る病気です。

この先自分も家族も健康でいるために気軽にチェックにいらしてください。

また、ガン検診だけではなく
生理にまつわる不快な症状や女性のライフサイクルの中での悩みをご相談ください。
年齢や状態に合わせた診察も行っています。

ティーンエージャーの方はお母さまが付き添っていただければ安心できると思いますよ 。

ぜひお待ちしています。



2016年7月11日月曜日

毎年恒例のイベント ~バーベキュー&マリーンレジャーin三戸浜~

湘南の海・・・とはちょっとイメージが違いますが
とても穏やかでどこか懐かしさが残る三戸浜。

季節外れの時期に訪れると時間が止まったかのように
海を眺めている老人と日向ぼっこをする猫ゃんが印象的な三戸浜ですが
この時期はさすがにバーベキューや海水浴で賑わいます。


今年もイケメンのマリーンスポーツのインストラクターT氏のご指導のもと
院長はじめスタッフや家族、子どもたちがレジャーを楽しみました。

カヤックで沖にでて、普段みることのない「海からの三浦」をみたり、
子供たちは海でばちゃばちゃ泳いだり、網で魚を取ってみたり。
その後は美味しいBBQ食べて、
最後はスイカ割りなどなど・・
夏休みを先取り!楽しい一日でした。



そして見知らぬ釣り客から
「たくさん釣れたので焼いて食べてください」
と獲れたての魚をたくさんいただきました。

そんな三浦は心のふるさとです。


2016年6月28日火曜日

ベビーマッサージ教室

今回のクラスの赤ちゃん、
1ヶ月の赤ちゃんから寝返りする赤ちゃんまで月齢も様々。
大人ではたったの4ヶ月なのに、
赤ちゃんの4ヶ月とはものすごいスピードで進んでいるんだな~と改めて実感しました。

最初は床に寝せただけでもすぐに泣いちゃう泣き虫だった1ヶ月の赤ちゃんも、
4週目にはついにマッサージされるがままに!!
ママもホッと一安心ですね。



またこのクラスは4週間という長い期間をともにするので、中には寝返りが出来た!!
しかも初寝返りは塩崎で!!という赤ちゃんを何人か見てきました。
皆から祝福されての寝返り。
なんとも微笑ましい光景です。

他にもマッサージ後には、
すぐに寝てくれるようになった、
便秘が改善した、
上のお兄ちゃん又は甥っ子にマッサージが好評、
など、マッサージをすることで様々な良いこと(おまけ)も付いてくるのですね。

赤ちゃんの一番のエネルギー源は、ママの手、ママの声、そしてママの愛です。

お子さまが大きくなってからも、マッサージ続けてみてくださいね!!



2016年6月16日木曜日

赤ちゃん返り

先日お産されたお母さんから聞いたお話です。

今回の赤ちゃんは10年ぶりに授かった3人目のお子さん。
上には中2の女の子と小5の男の子がいます。
今回のお話の主人公は小5の男の子です。

とても優しいお子さんでよく買い物について来て荷物を運んだり
お手伝いもしてくれるお子さんだそうです。
お母さんの大きくなっていくお腹をさすったりしながら出産をとても楽しみにしていたようです。

臨月近くになると急に学校でいたずらをしたり、聞き分けがなくなったり、
できることもできないと言ってみたり・・・こんな風に変わってきたそうです。
お母さんは心配されていらっしゃいました。

これはよく言われている赤ちゃん返りなのかしら?
え?5年生なのに?と思うかもしれませんが
いえいえ5年生でも中学生でもそういう心理状態になることがままあります。

今回は出産を機に・・・でしたが、
こういうタイミングはいろんな場面で起こるものです。
それまでの自分の生活がガラっと変わり、母親の愛情や関わりが自分から離れて
一人置いてきぼりになるのではないかという不安に襲われることから
その気持ちが自然と行動に出てしまうのですね。

自立していく段階でふと不安になったり自信をなくしたりしている時に
大好きなお母さんの愛情が欲しくなる時なのでしょう。
今回はちょうど出産と重なり一時的に不安定になっているのだと思います。
ついつい生まれたばかりの赤ちゃんにみんなの目が行き
上のお子さんへの関わりが手薄になってしまいがちですが、
赤ちゃんは他の人に面倒を見てもらっても、上のおこさんに是非目と手をかけてあげてくださいね。

「もう5年生なんだからとか」「男の子は強いんだからとか」「お兄ちゃんになったんだから」などと
プレッシャーをかけることなく、お兄ちゃんになっていく、
そして家族として赤ちゃんを迎え入れることをゆっくりと見守ってあげてくださいね。

決して病気でも異常でもありません。
ちょっとしたお母さんからの言葉掛けやスキンシップ・・・これが何よりの薬です。
この際ちょっとオーバーに褒めてあげたり、存在を認めてあげるような前向きな言葉は
特効薬になることと思いますよ。

これは成長の一つのステップです。
きっとこの山を越えたらより一層素敵なお兄さんになられることでしょう。

お母さんは家族の太陽です。
誰にも代われないオーラやパワーがあります。
焦らず急がす家族の中で温かで穏やかな太陽でいてくださいね!


追記:家事はこの際ちょっと手抜きで大丈夫(笑)


2016年5月30日月曜日

不思議なパワー


予定日が近くなると、気もそぞろ・・・
なんだか落ち着かずソワソワしますよね。

あらかじめ、「この日に生まれます」って決まっていれば心も身体も準備できますが、
何より、いつ始まるかわからない陣痛には
自分も家族も落ち着かないのは皆さん同じです。

例えば、上のお子さんの行事、ご主人の仕事関係、
早生まれ遅生まれが関わる年度変わり、希望の誕生日・・・など
「この日に生みたい!」とか
「逆にこの日までは生みたくない」などの
願いが気持ちを揺るがしたりします。

こういったお母さんの気持ちを悟ったかのように、
ぴったり希望の日に生まれてくる赤ちゃんがいます。
(実は結構多いです・・・)

赤ちゃんはお父さんお母さんの気持ちに沿うように
何かしらを察する不思議な力を持ち合わせているのでしょうか~

そんな色んなストーリーがあるお産はより一層ドラマティックです。
最終的には神様が出産の日を決めてくれる気がしますが、
目に見えない何かしらの力は存在するような気がします・・・


2016年5月7日土曜日

母の日


5月の第2日曜日は母の日。
今年は5月8日です。


先日駅前のバス停で、スーパーの袋をいくつも持って
バスを待っている高齢のおじいさんを見かけました。

その袋の中にカーネーションの花束がのぞいていました。
きっと奥さまへのプレゼントでしょうね♪

ほのぼのとした夫婦の愛を感じました。
いつもお世話になっている奥さまへの労いなのでしょうね。


~いつもお世話になっている大好きなお母さんへ感謝の気持ちを伝える日~


日々感じていてもなかなか素直に言えないものですよね。
是非この機会に伝えてあげてくださいね。
お母さんはとても喜ばれると思います♪



2016年4月30日土曜日

赤ちゃんのお風呂<もく浴>


赤ちゃんのお風呂は難しそうに思えますが実はそんなことありません。
実際、素人のパパだって楽しそうにやっています。

もう25年も前の話になりますが
私の子供は主人がもく浴していました。

男の人は手が大きいですし、赤ちゃんとのスキンシップの機会としてもベストですね!
特に講習を受けたわけではありませんが、
ポイントをいくつか教えてあげただけで簡単にできますよ。

いろいろお疲れのママとしては「頼りになるわ~パパありがとう!」
の言葉を添えてあげればいい夫婦関係♡も間違いなしです。


ポイント
・赤ちゃんは疲れやすいので五分位で終わらせること
・皮膚のシワや重なりの部分・・・首、脇、股をよく洗ってあげること
・顔を一番に洗って、最後はお尻を洗うこと


これくらい押さえておいていただければ初めてのパパでも大丈夫ですよ。
ぜひ可愛い赤ちゃんを囲んで楽しいもく浴楽しんでくださいね。


2016年4月11日月曜日

パパと同じお誕生日


先日生まれた赤ちゃんはパパと同じお誕生日でした。

その日パパはたまたまお仕事がお休みで
立会いをすることができ
元気な赤ちゃんを二人で迎えることができました。



そして赤ちゃんはパパにそっくりな男の子!

パパが生まれたばかりの赤ちゃんにかけられた初めての言葉。

「はじめまして!ありがとう!ママは上手に生んでくれたよ」でした。

涙、涙の対面でした。
素敵なお誕生日でしたね。

重ね重ねおめでとうございます。




2016年4月4日月曜日

いよいよ四月


早いもので、四月に入ったと思ったら
あっという間にあしたは入学式です。
かわいいランドセルの一年生が見られる季節になりました。

暖かい日もあればまだ肌寒い日もあります。
季節の変わり目、体調管理にお気をつけください。


ところで、産後のママたちに一時的に現れる不安定な精神状態・・・
いわゆるマタニティーブルーですが、
多かれ少なかれほとんどの方に現れます。
突然わけもなく不安になったり、涙が溢れてきたりします。

これはホルモンの大きな変化によるものなので心配はありませんよ。
時々こういう症状があってもあまり気にしないでどーんと構えていてくださいね。
ご主人やご家族に協力してもらって
「今は仕方ない」くらいの気持ちでいてください。

ママは家族の中で暖かな太陽です。
ちょっとくらいおっちょこちょいで失敗しても大丈夫!
ママの笑顔が幸せの源です。
私たちはみなさんが笑顔でいられるようにサポートします。
何か心配事や悩みがありましたら遠慮なくご相談くださいね。



2016年3月17日木曜日

春の足音

そろそろ春の気配を感じられる頃になりました。

今年はソメイヨシノの開花も早くなるとか・・・

ちまたでは卒業式や卒園式。
そして新しい学校へ入学する準備の時季。
なんだか毎年この時季は
さみしいような嬉しいような心がキューンとします。

赤ちゃんたちも暖かな春の気配を感じて
『そろそろ外に出ようかな~』
なんてもぞもぞ動き始めるのでしょうか?


玄関前にある通称「金のなる木」、今春初めて咲きました。

2016年3月3日木曜日

三浦国際マラソン


毎年恒例のマラソン大会が3月6日に開催されます。

河津さくらの見物のお客さんで賑わった2月に引き続き、
またたくさんの選手や応援の人たちで賑わいます。

なぜかマラソンの日は雪がちらついたり雨だったり、
凍りつくような寒い日だったり・・・
今年はお天気に恵まれるとよいのですが・・・

当院の院長はじめスタッフも参加します!
選手のみなさん怪我のないように頑張ってください。

これが終わるといよいよ弥生三月。
春の足音が聞こえてきますね♪



2016年2月18日木曜日

心とカラダの準備


先日、初産の方でとても上手に短時間にお産された方がいらっしゃいました。

お産の振り返りをしてお伺いしたところ、
自宅で何度もイメージトレーニングを積んでいた、とのことでした。

痛みのない状態で、しかも初めての経験で、
なかなかイメージも湧きにくいとは思いますが、
自分なりにコツコツとやられていたそうです。

呼吸法、分娩台での姿勢、
いきむ方向を意識した力の入れるイメージ…などなど

実際はイメージ通りにはいかないこともあるとは思いますが、
しっかり練習してきたという「自信」が
お産をスムーズに導いてくれる鍵だったのかもしれませんね。

河津桜が満開になりました

2016年2月4日木曜日

ベビーマッサージとかわいい鬼さんたち


「鬼は外~  福は内~」


昨日は節分。お家で豆まきをしたご家庭も多いのではないでしょうか♪

鬼役はやっぱり・・・。

お父さんかな?


さてさて、今回のマッサージ教室のベビーちゃんたち(*^^*)

節分が近いと言うことで、ママお手製の鬼さん帽子をかぶって登場です!




この鬼さん帽子、赤白帽子に毛糸を張り付けた立体型なんです!
ママたちの新鮮な発想にはいつも感心します。

鬼さん帽子をかぶったベビーちゃんたちは、
いつも泣かない子もビックリして泣いてしまいましたが、
なんとも可愛らしい鬼さんたちでした♪





「鬼は外~  福は内~」

これから始まる新しい一年が、不幸や災いなく幸せに暮らせますように

と願いを込めて。


今日は2月4日 立春です。
外はまだまだ寒いですが、今日から春が始まりました。


2016年2月2日火曜日

温かなメッセージ


我が医院のお食事はとても美味しいと、患者さんたちから好評です。

産婦さんたちにとって、美味しい食事を頂けることは
入院中の楽しみの一つですよね。

下膳する時にお膳の片隅に
時々目にする温かなメッセージ。

「とても美味しかったです」
「メニュー参考にさせていただきます」
「退院したら作ってみます」
などなど

そういうメッセージで
どんなに元気をいただけるかわかりません。

大切な患者さんのために
ますます心のこもったケアができますように心掛けて参ります。


2016年1月18日月曜日

母と子の絆


ある日のベビー室。
その夜は数人の赤ちゃんを預かっていました。

赤ちゃんたちがすやすやと眠っている中、
突然ひときわ大きな声で泣き出した赤ちゃんがいました。

間もなくある一人のお母さんが二階の病室から階段を駆け下りてきました。
「今泣いていたのうちの子 ですよね?!」と
お産後とは思えない足取りで
勢いよく赤ちゃんの寝ている部屋に入ってきました。
確認したところ、泣いていたのはまさにそのお母さんの赤ちゃんでした。

出産後たった2日で、
もうすでに我が子の声を聞き分けられるのですね。
お母さんってすごいなあと思いました。

赤ちゃんの声に反応するお母さん。
そして
お母さんの語りかける声に反応する赤ちゃん。
お互いに相通ずる、そして、"愛"通じるテレパシーがあるのですね。
これこそ母子の絆ですね。



2016年1月5日火曜日

あけましておめでとうございます



例年になく今年は暖かいお正月でしたね。

今年は申年、
時に温泉に浸かっているサルのようにのんびりと、
時に野山を駆け巡るサルのように
元気に過ごしたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い致します。