二、三ヶ月前から、婦人科の診察にお子さんを連れて
通ってくださっている方がいます。
通い始めた頃はまだお子さんは二歳前でしたので
お母さんから離れると不安になり
ずっとお母さんの後ろにくっついている状態でした。
こちらから声をかけても、すぐにお母さんの陰に隠れてしまい
余計不安そうになることがしばしばでした。
何ヶ月か経った頃、お子さんも医院の雰囲気に慣れたのか
いつの間にか、お母さんから離れて待てるようになってきました。
最近では、一人でおもちゃや絵本を見ながら
お母さんの診察が終わるのを待っていられる様になりました。
言葉も初めの頃はまだ、たどたどしい片言でしたが、
ここのところ、お話もとても上手になり、単語もはっきりしてきました。
お母さんにそれを伝えると
「そうなんです、ここ最近になって急に色々お話ができる様になり
私もびっくりしてるんですよ」
とニコニコ話してくださいました。
乳幼児の身体と心の成長は急成長する時期があったり、
ゆっくりのペースになったり波があります。
そして性別や育った環境によってとても個人差があります。
ゆったり広い心で成長を見守ってあげるって大事な事ですね。