2014年11月28日金曜日

成長するママと赤ちゃん

ママのお腹に宿った赤ちゃん。
ママの声、ママの心臓の音がいつものBGM。
羊水の中でプカプカ浮いたり泳いだり、とても温かくとても幸せです。

10ヶ月が経つと陣痛がきました。
外の世界へいよいよ出発です。

暗~く長~いトンネルを抜けると、
そこはママのお腹とは違うとても眩しい世界。
驚いて泣いちゃいましたね。

でも大丈夫。

いつもはお腹の中から聞いてたパパママの優しい声もすぐ近くで聞こえます。
ママのおっぱいも吸って一安心です。

産まれた時は新生児室に並んで寝ていた赤ちゃんは、
まだ自分で動くことが出来ず、
泣いてママを少し困らせたりします。

そんな赤ちゃんも数ヵ月経つと 
(ベビーマッサージ教室に来た3か月~7か月の赤ちゃんです)

こんなに大きくなりました。

首も座って、寝返りも出来るんですね♪

お隣の子に少しちょっかいを出したりします。
隣の子が泣くと、悲しくないけど一緒に泣いてみたりもします。

ママに抱っこされてる時はニコニコ笑顔。
でもママがいないと不安で泣いちゃいます。
そんな我が子を見つめるママたちは母の顔でした。
ママたちは
「まだ実感ない~」と口をそろえて言ってましたが確実に母の顔です。
こうしてママも赤ちゃんも少しずつ成長していくのですね。

妊娠中~出産~子育て中
こんなにも長い期間ママと赤ちゃんに関わる事が出来て、
私たちスタッフもとても幸せです。

焦らずゆっくり成長して下さいね♪

2014年11月17日月曜日

先日出産された初産のママとの関わりの中で


無事出産を終え、翌日からいよいよ赤ちゃんのお世話が始まりました。
赤ちゃんに触るのもなにもかも初めてで
緊張感いっぱいのスタートでした。

4日目の退院のときにも、まだ緊張感が強くて不安そうだったので
一ヶ月健診まで大丈夫かなと少し不安が残りました。

一ヶ月健診では赤ちゃんはしっかり成長していましたが
ママの方はまだ表情も硬くて元気がないように感じました。

お話を伺うと、
間もなく実家から自宅に戻って、
自分たちだけでの生活をスタートさせるということでした。

そこで一週間後にもう一度来ていただくことにしました。

そして一週間後・・
驚いたことにとても表情が明るくなり、
目がキラキラしていました。

実家から自宅に戻って、自分たちのペースで育児をやっていく中で
あれこれ思い悩んでいた事…
例えばこれからの生活のことや赤ちゃんのお世話ができるのだろうか…
など、漠然とした不安が実際にやってみたら
案外スムーズにできて、自信が持てましたとのことでした。

自分で勇気を出して新しい生活に踏み込んだことが
より大きな自信につながったのでしょう。
素敵な笑顔を見ることができてとても安心しました。

赤ちゃんとの新しい生活、決して一人ではありません。
もちろんご主人、そして実家の両親やお友達、
私たちももちろん相談にのります。
どうぞ力を抜いて
是非これからの育児を楽しんでほしいと心から思いました。


2014年11月1日土曜日

妊娠と卒乳

先日、二人目のお子さんをご懐妊して受診された方がいらっしゃいました。

診察を終えて席を立とうとした時に、
「実は、二歳の子をまだ授乳中なのですがどうしたらよいでしょうか?」
と不安げに質問されました。

妊娠したと周りの人に告げたら、
“授乳はすぐにやめなさい”と口々に言われて
悩んでいますとのことでした。

ご自身の気持ちの中では、まだ卒乳をするつもりはないとのこと。

確かに妊娠中の授乳はタブーとされていた時期もありましたので
卒乳の方向でお話をを勧めていたこともありました。

しかし、考え方は変わり、
今は妊娠したからといって無理に卒乳することはないと言われています。

お話を伺うと、妊娠とわかったころから急に
二歳お子さんの‘赤ちゃん返り’が激しくなり
ベタベタくっついてきて甘えたり
今まで以上におっぱいを欲しがるとのことでした。
幼いながらに微妙なお母さんの変化をどこからか感じるのですね。

そういう不安定な時期にこそ
どうぞスキンシップをたくさんとってくださいね。

体調に変化がなければ今まで通りの生活を続けて頂いて大丈夫です。

そんなお話を先生から聞いた途端パッと表情が晴れて、
「本当に安心しました!」とにこやかに帰って行かれました。



11月の外来診察のお知らせ


11月は外来担当医の変更はありません。



基本は

塩崎院長 ⇒ 

毎週 月・木・金曜日 午前・午後    
毎週 水曜日 午前
第1・2・4土曜日 午前


橘田医師 ⇒

毎週 火曜日 午前・午後
第3土曜日 午前


となってます。
詳細は 外来担当医表をご覧ください。