2016年7月15日金曜日

原千晶さんの講演 ~検診の大切さを知る~今、私が思うこと を聞いて



女性のみなさんにとって婦人科の敷居の高さは今も昔も変わらないですよね。

今日は講演を聞いて、もっと気軽に
「自分の健康維持管理のために婦人科を受診していただきたい」と痛感しました。


原さんは30歳で子宮頸ガンを患い、円錐切除術をされました。

病理検査の結果、悪性のためさらに子宮を全部摘出することを勧められ、
手術の予約までしたのにも関わらず「子供が欲しい 」という強い気持ちから
手術の予約を急遽キャンセルしたそうです。

手術をしない代わりに
「月1回のガン検診のフォローを約束」 したのですが
自己判断で途中で検診にいくのをやめてしまったそうです。
その心の隙間にいつしか子宮内膜のがん・・・子宮体がんまでをも患うことになります。

その闘病の様子、ご自身のガンに立ち向かう姿勢や考え方の変化、それを支えるご両親、
そしてなによりも ご主人と、ご主人のご両親との関わり・・・涙の講演でした。

女性にとって子供を生むための臓器、子宮を全部摘出しなくてはならない現実に
差し迫られた原さんはどんな気持ちだったのでしょうか・・・

しかしここまでくるまでには、自分がとってきたガンへの考え方の甘さが
原因の一端でもあったため何も抵抗できず摘出を余儀なくされ、
辛さや切なさやるせなさをひしひしと感じていたに違いありません。

そんな中で女性として「もう自分は子供を持てないんだ」という絶望感から
彼(のちのご主人)に別れを告げたのですが、彼からの言葉に救われる原さん。

「子供は確かに可愛いし欲しいけれどそのためには
あなたが健康でなければ生めないし育てられない。
まずは君が元気になろうよ。一緒に治そうよ。
僕が君を好きになったのは子供を持てないという運命の君をも含めて
好きになったのだから心配しなくていい。」

そんな彼と彼のご両親の温かい言葉に救われて原さんは克服してこられたのです。

ガンの闘病で、苦しいのは決して自分だけではない。
同じくらい家族や周りの人をも巻き込んでしまうのだと痛感したという言葉も印象的でした。

今、こうして元気に講演され
そしてたくさんの人たちにガン検診の大切さを啓蒙されていらっしゃいます。


今日訪れた会場の誰しもが健康のありがたさを身に染み
そして検診の大切さを痛感したのではないでしょうか。

若い世代にも押し寄せている女性特有の子宮がん・・・
ガン検診とは、症状が起こってからいくものではありませんし、怖いものではありません。
早期に見つかれば治る病気です。

この先自分も家族も健康でいるために気軽にチェックにいらしてください。

また、ガン検診だけではなく
生理にまつわる不快な症状や女性のライフサイクルの中での悩みをご相談ください。
年齢や状態に合わせた診察も行っています。

ティーンエージャーの方はお母さまが付き添っていただければ安心できると思いますよ 。

ぜひお待ちしています。



2016年7月11日月曜日

毎年恒例のイベント ~バーベキュー&マリーンレジャーin三戸浜~

湘南の海・・・とはちょっとイメージが違いますが
とても穏やかでどこか懐かしさが残る三戸浜。

季節外れの時期に訪れると時間が止まったかのように
海を眺めている老人と日向ぼっこをする猫ゃんが印象的な三戸浜ですが
この時期はさすがにバーベキューや海水浴で賑わいます。


今年もイケメンのマリーンスポーツのインストラクターT氏のご指導のもと
院長はじめスタッフや家族、子どもたちがレジャーを楽しみました。

カヤックで沖にでて、普段みることのない「海からの三浦」をみたり、
子供たちは海でばちゃばちゃ泳いだり、網で魚を取ってみたり。
その後は美味しいBBQ食べて、
最後はスイカ割りなどなど・・
夏休みを先取り!楽しい一日でした。



そして見知らぬ釣り客から
「たくさん釣れたので焼いて食べてください」
と獲れたての魚をたくさんいただきました。

そんな三浦は心のふるさとです。