2014年8月28日木曜日

おっぱい ~妊娠中の変化とケアについて~


妊娠中、お腹と共におっぱいも大きくなってきます。
胎盤から分泌される「プロゲステロン」というホルモンによって乳腺が発達したり、
「エストロゲン」というホルモンによって乳管が発達したり、脂肪組織が蓄積されてきます。

また、少しずつおっぱいを作る準備も始まってきますので
乳頭の先から分泌物が出てくることもあります。

それが固まって乳頭の先にこびりついてしまうことがありますので、
お風呂に入った時にきれいに洗っておきましょう。

また、おっぱいに合わないサイズの下着をつけてしまって
乳腺の発達を妨げたり、かゆみが出てしまうことがないよう、
できるだけゆったりとしたサイズのもので
産後も使えるものを着用すると良いと思います。

30週位頃になったら、お風呂に入った時に、
乳頭の先を圧迫したり、よじったり、軽く引っ張ったりするような
マッサージを始めてみてください。

マシュマロのように乳輪部(茶色く色の付いている部分)が
柔らかくてよく伸びるおっぱいは、赤ちゃんが吸いやすいおっぱいです。
毎日お風呂に入った時に少しずつでいいのでケアを続けていきましょう。

尚、おっぱいを刺激するとお腹が張ってきますので
その時点で手を止めてください。
張りやすい人は、様子をみながら進めていきましょう。
また、張り止めのお薬を処方されている人は
お腹の方を優先していただき無理にやる必要はありません。

次回も引き続きおっぱいについてのお話です。

2014年8月15日金曜日

股関節や恥骨の痛みはありませんか?


大きくなる子宮に圧迫されて下半身の血行が悪くなったり、
ホルモンの影響で骨盤内の関節が緩みがちになります。

それに伴って、股関節や恥骨のあたりに痛みを感じる方が多くいます。

日頃のストレッチや、左右対称の姿勢を心がけてみましょう。

ストレッチの一つとしては、仰向けになり膝を立てます。
足を肩幅くらいに開いて立てて、両手は床について身体を支えます。
立てた膝を片方ずつ内側に倒したり外側に倒したりします。

また、骨盤矯正ベルトを使うことで緩和する場合もあります。
当院でも、外来にてご相談いただければ試着していただき、購入もできます。
ぜひご相談ください。



2014年8月1日金曜日

あれよあれよと言う間に…


ガラガラガッシャーン

ある日の帰りのロッカールーム、
スタッフの一人が誤って鏡を落として割ってしまいました。
割った本人はあまりのショックと驚きで呆然と立ちすくむ中
すかさず、近くにいた数名のスタッフの対応の速さとチームワーク
一人が指示を出します。
大きな破片は拾って!手を切らないように気をつけて!
あとは掃除機持ってきて!
ガーっとあっという間に細かい破片が吸引され、
ほらダメダメ手を出しちゃ、もう掃除機に任せて!
とまるで子供に言い聞かせるように指示がでる。
吸い込んだゴミのパックは危ないので
ビニール袋に入れて危険と記入し、すぐにゴミ置き場に!
明日掃除担当のスタッフが手を切らないようにと慎重に運ぶ。
そして掃除担当のスタッフに置き手紙。

この一連の流れが本当にあっという間に終わりました。
割った本人と私は、共にあっけにとられウロウロするばかり(笑)
病院からの帰り道、頼もしいスタッフに改めて感謝。

産科では分娩の最中に急な出血などを伴い、
止血の処置に一分一秒を争う時があります。
的確に指示を出すこと、
それに伴い迅速に対応できること、
何をするにもチームワークが大切です。
塩崎産婦人科スタッフは、団結力とチームワークで
これからも皆様の「いいお産」のお手伝いができるよう
一同気持ちを引き締めて8月も頑張ります!



8月の外来診察のお知らせ




8月4日(月)は橘田医師の診察です。

8月14~17日は夏休みのため休診です。


基本は

塩崎院長 ⇒ 

毎週 月・木・金曜日 午前・午後    
毎週 水曜日 午前
第1・2・4土曜日 午前


橘田医師 ⇒

毎週 火曜日 午前・午後
第3土曜日 午前


となってます。
詳細は 外来担当医表をご覧ください。