2023年7月4日火曜日

クラミジア感染症

今、若い人に多い性感染症の一つクラミジア感染をご存知ですか?

最近では20代前半の人に多くみられています。

性器だけではなく喉への感染もあります。

自覚症状を感じない人が多く、
知らないうちに感染している場合もあります。

症状としては、
おりものの匂いや色などが気になる、
生理以外の不正出血、性交後出血、下腹部痛などがあります。

クラミジア感染を治療せずそのまま放置すると
骨盤内に炎症を起こし、卵管炎や骨盤腹膜炎、
子宮外妊娠や不妊、流産や早産などが起こることもあります。

治療は抗生物質を内服することで治療できます。

ただしパートナーと一緒に治療しないと
ピンポン感染と言って、感染が行ったり来たりして長引いてしまいますので、
必ず二人で治療をすることをお願いします。
(男性は泌尿器科の受診となります)

また抗生物質の内服後、完治したかどうかの確認をしますので
陰性になったことを必ず確認してください。

原因は性行為によって感染しますので
予防としては性行為の際には
必ずコンドームを使うという事が大切です。
また、完治するまでは
性行為をしない事が大切です。