2023年12月12日火曜日

12月

2023年も残すところ少しとなりました。

月日が経つのは早いものです。

長くて暑かった夏が終わり、
その余韻が11月頃まで残っていたと思ったら
一気に冬になりそして気がつけば12月。
一日一日大切に過ごして行きたいと思います。

〈今後の予定〉
✳︎年内の国保健診は12月19日(火)迄です。
✳︎12月21日(木)午前診療となります。
✳︎12月28日(木)午前診療、そのあとお正月休み1月4日迄となります。

今年もお世話になりました。
皆様良いお年をお迎えください。



2023年11月10日金曜日

11月

今年も残すところ2ヶ月となりました。

ここのところ、例年に比べ気温が高い日が続き
季節感がわからなくなっている今日この頃です。
河津桜も狂い咲きをしたり植物も混乱している感じです。

さて、最近は更年期の不快な症状でのご来院の方が増えています。
中でもホットフラッシュという急に発汗したりほてったりという症状に関して、
夏の時期は暑さのせいで汗が出ているのではないか?などと
区別がつかなかった人が多くいらっしゃいます。

最近涼しくなっても変わりなく汗が出るということで
再認識をされてご相談される方が増えています。
そのような症状がありましたらぜひご来院いただければと思います。

他に不正出血や生理の乱れ、生理に伴う不快な症状などで
お困りの方がいらっしゃいましたら是非ご相談ください。



2023年10月10日火曜日

10月

 暑かった夏も彼岸を過ぎてようやく朝晩は過ごしやすくなりました。


秋は夏の疲れを癒しながら
少し自分の身体に目を向けていただければと思います。

子宮頸がん検診をはじめ、おりものが気になる、
生理の量や生理痛、月経不順、不正出血などのお悩みがある方はぜひご相談ください。

最近は高校生などの若い方もお母様と一緒に来院されることも多いです。
生理痛が辛くて学校を休んだり早退するなど生活に支障がある場合、
または量が多くてナプキン交換が大変、
定期試験と生理が当たってしまい実力が発揮できないなどのご相談も多いです。

また併せて子宮頚がんワクチンの接種では
キャッチアップの方々の接種を引き続きおすすめしています。
詳細はお電話でお問い合わせください。

2023年9月1日金曜日

風疹と先天性風疹症候群

Q.風疹とはどんな病気ですか

A.春先から初夏にかけて風疹ウイルスの飛沫感染により各地で小流行することがある病気です。

Q.ワクチンはありますか
A.赤ちゃんの定期接種では麻疹と風疹の混合ワクチン(MR)として
一歳の時と年長さんで定期接種をすることなっています。

Q.妊娠中は風疹ワクチンは打てますか
A.妊娠でご来院されたら必ず血液検査をします。
その中の一つに風疹の抗体価の項目があります。
妊娠した時点で抗体価が低いとわかっても『妊娠中は』ワクチンを接種することができません。


Q.なぜ風疹に罹らない事が大事なのですか
A.妊娠20週ころまでに風疹にかかると
難聴・心疾患・白内障・精神や身体の発達の遅れなどの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。
これを先天性風疹症候群と言います。
(全ての赤ちゃんが障害を持つとは限りません)
特に抗体価が低めの方は人混みを避けて感染予防に気をつけてください。

Q.妊婦の家族がワクチンを打つことはできますか
A.同居家族が風疹に罹り、抗体価の低い妊婦さんに感染させることを防ぐ意味でも
周りの方がワクチンを打つことは大切です。

Q.結婚、妊娠を考えていますがワクチンをあらかじめ打っておくことは大切ですか
A.とても大切です。
妊娠中はワクチンを打つ事ができませんので、
妊娠していないことを確認する意味で生理中の接種をお勧めします。
また接種後は2ヶ月避妊していただく必要があります。


これから生まれてくる新しい命を風疹から守る事はとても大切です。

何かわからないことがありましたらご来院いただきご相談ください。


2023年8月22日火曜日

子宮頚がんワクチン

子宮頸がんはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因で起こります。

最近20~30代の若い女性にも子宮頸がんが増えています。

子宮頸がん予防にはHPV ワクチン接種と定期的な子宮頸がん検診が大切です。

子宮頸がんは『予防手段のある』がんです。

ぜひこの機会にワクチンの接種をお勧めします。


Q.予約は必要ですか
A.初回の接種の方は電話で予約をしてください。

Q.お金はかかりますか
A.定期接種(小学6年生〜高校1年生)の女子は無料です。
2023年4月現在、定期接種を逃した平成9年度生まれ〜平成18年度生まれの女性は
令和7年3月迄の限定で公費で接種が可能です(キャッチアップ接種)。
任意接種の場合は約80,000円の費用がかかります

Q.何回接種するのですか
A.2023年4月からシルガード9という子宮頸がんや尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルスの感染を広く予防できるワクチン接種が開始されました。
初回の接種が15才未満の場合は半年の間隔をおいて2回の接種で終了です。
初回の接種が15才以上の方は3回接種となります。

Q.予防接種を受けたらずっと子宮頸がんにはかかりませんか?
A.たとえワクチンを接種しても100%予防できるわけではありません。
20歳を過ぎたら定期的な子宮頸がん検診を受けてください。

※横須賀市の方は市から予診票をあらかじめ取り寄せていただく必要があります
お手元に予診票をご用意の上予約をしてください

最近、夏休みを利用して接種される方が増えてきています。
あと1年半ほどでキャッチアップの制度が終了します。
定期接種の年齢以外の方は有料となりますので、
ぜひ前向きにご検討されることをお勧めします。

ご不明点はお電話でお問い合わせください。

画像はMSD製薬の冊子よりお借りしました


2023年8月3日木曜日

8月

子ども達が待ちに待った夏休み。

どうぞ熱中症に気をつけてお過ごしくださいね。

さて最近、外陰部のかゆみで来院される方が増えています。
季節的にもカンジダ膣炎が多いです。

抗生物質のお薬を飲んだ後だったり
体調が悪かったりすると起こりやすくなります。

また糖尿病の方や、汗をかいて下着で蒸れたり、
石鹸で外陰部を洗いすぎたりなどにより起こることもあります。

症状としては、
白いポロポロしたようなおりものが出る、かゆみが治らない、などです。

尚、おりものシートやナプキンなどでのかぶれの場合と見分けがつかない場合もありますので
一度婦人科を受診をされることをお勧めします。

市販薬などで間違った治療で悪化する場合もありますのでお気をつけください。



2023年7月4日火曜日

クラミジア感染症

今、若い人に多い性感染症の一つクラミジア感染をご存知ですか?

最近では20代前半の人に多くみられています。

性器だけではなく喉への感染もあります。

自覚症状を感じない人が多く、
知らないうちに感染している場合もあります。

症状としては、
おりものの匂いや色などが気になる、
生理以外の不正出血、性交後出血、下腹部痛などがあります。

クラミジア感染を治療せずそのまま放置すると
骨盤内に炎症を起こし、卵管炎や骨盤腹膜炎、
子宮外妊娠や不妊、流産や早産などが起こることもあります。

治療は抗生物質を内服することで治療できます。

ただしパートナーと一緒に治療しないと
ピンポン感染と言って、感染が行ったり来たりして長引いてしまいますので、
必ず二人で治療をすることをお願いします。
(男性は泌尿器科の受診となります)

また抗生物質の内服後、完治したかどうかの確認をしますので
陰性になったことを必ず確認してください。

原因は性行為によって感染しますので
予防としては性行為の際には
必ずコンドームを使うという事が大切です。
また、完治するまでは
性行為をしない事が大切です。