2014年6月9日月曜日

予防接種のお話<接種間隔>

前回簡単に説明したように、
1歳までに行う予防接種は最大6種類15回となります。
(当院の場合)

それぞれの予防接種の接種間隔を簡単に説明します。

ヒブ
→「4~8週間で3回」

肺炎球菌
→「4週間以上あけて3回」

四種混合
→「3ヶ月から」・「3~8週間で3回」

B型肝炎
→「1回目から4週間後に2回1回目から20~24週後に3回目」

この4種類は「不活化ワクチン」なので
予防接種から1週間たてば「他の」予防接種ができます。


ロタ
→「生後24週までに2回」

ですが、「生ワクチン」なので
接種後4週間は予防接種が全くできなくなります。

また、BCGも生ワクチンなので
接種後4週間は予防接種ができません。

なので、打ちたい予防接種が何種類かある場合
不活化ワクチンを接種し1週間後に
生ワクチン(ロタまたはBCG)を接種した方がいいかと思います。


種類も多いし、ロタやBCGをやると4週間できないとか・・
ややこしくて、考えただけでわからなくなるし、悩みますよねぇ。

そんな時はまず

・任意の予防接種(ロタ・B型肝炎)をどうするか?
・同時接種をするか?
(当院では3種類まで同時接種を行います)

を、決めてください。
それが決まったら、スケジュール帳とにらめっこをしましょう。

次回からは、具体的に組み立ててみたいと思います。

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