三年前の3月11日
ごくごく当たり前の日常が一瞬にして
目の前から削ぎ取られた出来事でした。
地震の揺れの怖さからまだ冷めやらぬ中、
私たちは長引く停電、情報網や交通手段の麻痺により途方に暮れていました。
思い起こせば三年前のあの日あの時、
当院でもまさにお産進行中の方がいらっしゃいました。
そうなのです…
お産はいつ何時始まるかわかりません。
どんな時でも、できる限り患者さんに不自由のないように
また、より正確な情報と判断の元に
遂行しなければなければならない現状につきつけられ、
院長はじめスタッフ一同必死の思いで動き始めていました。
引き続き行われた何日にも及ぶ計画停電。
その対策としても不備のないように非常電源の確保、
水や食糧の備蓄、防災用品の補充など
あちこちで品薄の中、院長の支持の下、
なんとか確保しお産もスムーズにできる環境を作ることができました。
今年の大雪の時も思いましたがやはり『備えあれば憂いなし』です。
三年前のあの時の教訓を忘れることのないよう、
定期的な補充、点検を怠ることなく
また不測の事態に速やかに対応できるよう、
これから先も努めて参りたいとスタッフ一同、気持ちを引き締めております。
最後になりましたが
震災で尊い命を亡くされた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿