先日、母乳外来にいらっしゃったママ。
ずっと当院で妊婦健診を受けていただき、
妊娠9ヶ月頃出産施設に移動するセミオープンをご利用頂いていた方でした。
お会いした瞬間、第一印象 「あれ?顔が違う」でした。
そうです。 すっかりお母さんの顔になっていました。
どこがどう変わったのかって、ひとことでは言えないのですが
醸し出される雰囲気なのか、ふとした時の表情なのか…
何かこちらに感じ取れるものがありました。
それを伝えると「そうですかー?」と照れながらの返答でしたが
私にはとても嬉しい瞬間でした。
出産が終わって産後マタニティーブルーも経験されたそうですが
無事1ヶ月検診を終え、母子ともに順調な経過で
少しずつ育児にも慣れ自信がついてきたとのことでした。
思い起こせば、妊婦健診の時にはいつも不安そうな顔をしていて
笑顔も少なかったように思います。
先日はよくお話ししてくださり、笑顔も見られて
日々の育児のお話をたくさんしてくださいました。
お子さんを育てる上で、母乳で育てられればそれに越したことはありませんが
諸々の理由でそれが叶わないことも多々あります。
母乳にあまりこだわりすぎることなく
この時期しか味わえない「可愛い赤ちゃんとの関わり」を大切にして、
ぜひ気持ちを楽に育児をして欲しいなと常々思っています。
母乳に関することだけでなく、育児に関して何か行き詰まったと感じた時には
遠慮なくご相談ください。
助産師とお話しして気持ちを吐き出す事で少し楽になる事もあると思います。
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